吉田拓郎の長い旅 

ライフ

1970年にデビューし日本の音楽に多大な影響を与えた吉田拓郎さんですが、2022年6月に発売されるNew Albumで音楽生活にピリオドを打つことになりました。

52年間の長い音楽という旅もいよいよフィナーレをむかえます。

New Album 「ah-面白かった」

2022年4月で76歳になった拓郎さん。病気と闘いながら頑張ってきましたが、ついに引退です。寂しいですが、ありがとうございました。

New Album「ah-面白かった」はCD(全9曲)とDVD(メイキング)で6月29日発売予定で現在予約受付中です。興味のある方は下記リンクから確認してみてください。

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デビューは1970年

アマチュア時代に、第2回(1968年)ヤマハ・ライトミュージックコンテストにダウンタウンズというグループのボーカル/ギターで出場。地元広島で積極的に活動していましたが、1970年に「イメージの詩/マークII」でレコードデビューした形となっています。

フォークからニューミュージックへ

1972年に発表した「結婚しようよ」「旅の宿」のヒットにで、反戦歌のイメージの強かったフォークソングが一般大衆に受け入れられるようになりました。拓郎さん本人にも作曲の依頼が入るようになり、シンガーソングライターとしてだけでなく作曲家としても活躍することになります。

1974年、森進一に提供した「襟裳岬」はレコード大賞を受賞することで拓郎さんのメロディーメーカーとしての才能も高く評価されることになりました。また、1974年にデビューした荒井由実(当時)ことユーミンの活躍もあり、この頃の音楽がニューミュージックと呼ばれるようになります。

人間なんて

最近のCMソングにもなっていた「人間なんて」。1971年にリリースされたアルバムのタイトル曲で、深い深いメッセージソングです。1979年に開催された「篠島オールナイトコンサート」ではラストに延々と唄われた伝説の曲でもあります。時代に影響されないパワーを持った曲だと思います。

後輩 浜田省吾

出身が同じ広島の浜田省吾さんは拓郎さんのアマチュア時代からの後輩。1975年に省吾さんが「愛奴」でデビューする以前、拓郎さんは自分のバックバンドのドラム担当にしていましたが、省吾さんはドラム素人、逆に目立っていたようです。そんな二人は長い間続く良き先輩後輩の関係です。

LOVE LOVEあいしてる

1996年から放送されたTV音楽バラエティ番組「LOVE LOVEあいしてる」では、なんと拓郎さんレギュラー司会者。一緒に司会をしていたのがKinKi Kidsで番組内で二人にギターを教えていましたね。堂本剛さんは今では編曲までするまでに。二人とは今でも親交があり、New Albumにも関係しているようです。

病気との闘い

2003年の肺がん手術は成功するも、その後はたびたび体調不良に見舞われるようになりました。そしてコロナの影響により様々なイベントも中止せざるを得ないこととなり、ついには「New Album」がラストアルバムとなります。

拓郎さんから影響を受けた人々は数知れず、日本の音楽にも多大な影響を与えたミュージシャン「吉田拓郎」が引退します。

・・・・「落陽」をもう一度生で聞きたい。

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