浜田省吾 アルバム紹介 【1980年代】

80年代

1970年台は5枚のアルバムをリリースしましたが、1980年代は10枚リリースされています。試行錯誤の70年代でしたが、80年代は自身のスタイルを確立することから始まりトップへと駆け上がっていきます。

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6thアルバム「Home Bound」1980/10/21

はじめて海外レコーディングされた「Home Bound」は大きな転機となったアルバムとなりました。
TOTOのスティーヴ・ルカサーもギターで参加していますが、ポップソング中心だった70年代から、このアルバムではロックに振り切っています。

躍動感あふれる「終わりなき疾走」から都会の暗い部分を歌う「東京」、そして映画の1シーンのような「丘の上の愛」。この流れが最高です。「家路」はBank Bandのライブに省吾さんがゲスト出演した際に桜井さんと歌ってますね。以前はYoutubeに動画がUPされていましたが今は見れないようです。

収録曲

  • 01 終りなき疾走
  • 02 東京
  • 03 丘の上の愛
  • 04 あばずれセブンティーン
  • 05 傷心
  • 06 今夜こそ
  • 07 反抗期
  • 08 ガラスの部屋
  • 09 明日なき世代
  • 10 家路

7thアルバム「愛の世代の前に」1981/09/21

1982年の武道館公演が決まってから作られた「愛の世代の前に」。その後のツアーでもほとんどの曲が歌われているのではないでしょうか。

”愛の世代”とは争いのない平和な世代。でもそれは今ではない、今はまだ平和な世代の前なんだという意味。広島出身で父親が被爆者であることから平和を望み今を思う気持ちが強いのでしょう。

1992年シングルカットされミリオンヒットとなった「悲しみは雪のように」。この曲はドラマのようなラブソングではなく、ツアー中に倒れた母親への想いを歌った曲です。セールス的にはよかったのですがドラマの内容は「ちょっとな」という感じでしたね。

収録曲

  • 01 愛の世代の前に
  • 02 モダンガール
  • 03 愛という名のもとに
  • 04 独立記念日
  • 05 陽のあたる場所
  • 06 土曜の夜と日曜の朝
  • 07 ラストショー
  • 08 センチメンタルクリスマス
  • 09 悲しみは雪のように
  • 10 防波堤の上

8thアルバム「ON THE ROAD」1982/02/25

1982年1月の武道館公演後にリリースされたライブ盤。ただしラストの「ON THE ROAD」は、このアルバムのために書き下ろされた曲です。以降のライブツアーのタイトルも「ON THE ROAD」となりました。

武道館公演の成功がその後のアルバムセールスにつながり大規模な野外ライブが実現することになります。「行きたかったなぁ~渚園」

収録曲

  • 01 壁にむかって
  • 02 明日なき世代
  • 03 土曜の夜と日曜の朝
  • 04 陽のあたる場所
  • 05 路地裏の少年
  • 06 終りなき疾走
  • 07 独立記念日
  • 08 反抗期
  • 09 東京
  • 10 愛の世代の前に
  • 11 Midnight Blue Train
  • 12 ON THE ROAD

9thアルバム「PROMISED LAND~約束の地」1982/11/21

”FLAMMABLE”と記されたタンクの前に立つ姿が印象的なジャケット写真のアルバム「PROMISED LAND~約束の地」。インストゥルメンタルの「OCEAN BEAUTY」からの「マイホームタウン」の流れがカッコいいです。歌詞にある”希望ヶ丘”は神奈川にあるのですが、神奈川大学の学生だった省吾さんなので知っていたのかな?

このアルバムでは「僕と彼女と週末に」が強烈なメッセージソングとなっています。当時は皆受け止めきれなかったのではないでしょうか。スリーマイル島の事故が1979年にありましたが海外のことなので対岸の火事だったのかもしれません。1986年にチェルノブイリ、そして2011年に福島での事故。「愛の世代の前に」から繋がる危機感を歌った曲です。
ミスチルの桜井さんがカバーしていますが、一味違う雰囲気で桜井さんの歌になってました。

収録曲

  • 01 OCEAN BEAUTY
  • 02 マイホームタウン
  • 03 パーキング・メーターに気をつけろ!
  • 04 ロマンスブルー
  • 05 恋に落ちたら
  • 06 愛しい人へ
  • 07 DJお願い!
  • 08 バックシート・ラブ
  • 09 さよならスウィート・ホーム
  • 10 凱旋門
  • 11 僕と彼女と週末に

10thアルバム「SAND CASTLE」1983/12/01

個人事務所「Road&Sky」を立ち上げた1983年最初のアルバムはバラード集となったセルフカバーアルバムの「SAND CASTLE」。新アレンジでレコーディングされオリジナルアルバムとは違った世界となっています。サックスの古村さんはこのアルバムから参加しています。

初のワンマン野外コンサート “A PLACE IN THE SUN”が福岡・海の中道海浜公園で開催されたのもこの年。

収録曲

  • 01 君に会うまでは
  • 02 君の微笑
  • 03 散歩道
  • 04 いつわりの日々
  • 05 愛という名のもとに
  • 06 朝のシルエット
  • 07 丘の上の愛
  • 08 片想い
  • 09 陽のあたる場所
  • 10 愛しい人へ

11thアルバム「DOWN BY THE MAINSTREET」 1984/10/21

11枚目のアルバム「DOWN BY THE MAINSTREET」は何といっても「MONEY」の衝撃。イントロのギターもカッコいいんですが、歌詞が凄すぎです。「金~」ですからね。当時は「浜省はそんなに金が欲しいのか?」と言う人も居たくらいで、とてもインパクトのある曲です。セルフプロデュースということもあり映画を作るようなイメージで制作されたアルバムのようです。

1984年4月に横浜スタジアムで”A PLACE IN THE SUN”が開催されましたが、音響面で納得いかなかったようでスタジアムはこれっきりとなっています。

収録曲

  • 01 MONEY
  • 02 DADDY’S TOWN
  • 03 DANCE (Album Version)
  • 04 SILENCE
  • 05 EDGE OF THE KNIFE
  • 06 MIRROR
  • 07 A THOUSAND NIGHTS
  • 08 HELLO ROCK & ROLL CITY
  • 09 PAIN
  • 10 MAINSTREET

12thアルバム「J.BOY」 1986/09/04 

12枚目のアルバムは2枚組の「J.BOY」(当時はレコード)。2枚組にもかかわらず初のチャート1位を獲得。ジャケットは斜め左から顔のアップ。それでも目は見えません。

「もうひとつの土曜日」は1985年に「LONELY ―愛という約束事」のB面でシングルリリースされていますが、アレンジは変更されています。シングルのアレンジが好きなのは私だけでしょうか?

「J.BOY」は何気に歌謡界にも影響していたようで、だれかが似たような単語の歌詞をうたっていたような。

収録曲

【DISC 1】

  • 01 A NEW STYLE WAR
  • 02 BIG BOY BLUES
  • 03 AMERICA
  • 04 想い出のファイヤー・ストーム
  • 05 悲しみの岸辺
  • 06 勝利への道
  • 07 晩夏の鐘 (Instrumental)
  • 08 A RICH MAN’S GIRL
  • 09 LONELY ―愛という約束事
  • 10 もうひとつの土曜日

【DISC 2】

  • 01 19のままさ
  • 02 遠くへ―1973年・春・20才―
  • 03 路地裏の少年
  • 04 八月の歌
  • 05 こんな夜はI MISS YOU
  • 06 SWEET LITTLE DARLIN’
  • 07 J.BOY
  • 08 滑走路 ―夕景 (Instrumental)
    BONUS TRACK:「晩夏の鐘」歌唱ver

13thアルバム「CLUB SURF & SNOWBOUND」 1987/06/28

13枚目の「CLUB SURF & SNOWBOUND」は省吾さんがバンドメンバーへの恩返しという意味で作られたアルバム。バンドメンバーが作った曲に省吾さんが詩を書いています。町支君のボーカルたっぷり聞けるアルバムです。

収録曲

  • 01二人の夏
  • 02GEAR UP 409
  • 03LITTLE SURFER GIRL
  • 04曳航
  • 05プールサイド
  • 06HOT SUMMER NIGHT
  • 07HARBOR LIGHTS
  • 08CHAMPAGNE NIGHT
  • 09SNOWBOUND PARTY ―Tonight Visitors OK!―
  • 10MIDNIGHT FLIGHT ―ひとりぼっちのクリスマス・イブ―
  • 11SNOW ON THE ROOF ―Just Like You And Me―
  • 12SENTIMENTAL CHRISTMAS

14thアルバム「FATHER’S SON」 1988/03/16

「J.BOY」ツアー「ON THE ROAD ’86」終了後に父親が癌で他界。その後発表されたのが14枚目のアルバム「FATHER’S SON」。タイトルの通り”父と子”をテーマに”アメリカと日本”を唄ったアルバムです。全体的に暗いイメージなのは仕方のないことなのでしょう。この時期のステージも重たい感じがしていたように思えます。

でこの年の8月に静岡県浜名湖で野外コンサート「A PLACE IN THE SUN at 渚園」が開催されました。行けなかったのでビデオで観ましたが凄い人でした。行けた人たちうらやましい。

収録曲

  • 01BLOOD LINE
  • 02RISING SUN
  • 03DARKNESS IN THE HEART
  • 04WHAT’S THE MATTER,BABY?
  • 05A LONG GOODBYE
  • 06I DON’T LIKE “FRIDAY”
  • 07BREATHLESS LOVE
  • 08NEW YEAR’S EVE
  • 09RIVER OF TEARS
  • 10THEME OF FATHER’S SON

15thアルバム「WASTED TEARS」 1989/09/01

1980年代ラスト通算15枚目のアルバムは「SAND CASTLE」からの「WASTED TEARS」。”無駄に流された涙”という意味で、大人のラブソングですね。アレンジは、ツアーのプロデュースもされている星勝さん。ステージで指揮していたこともありますね。

収録曲

  • 01LONELY ―愛という約束事
  • 02SILENCE
  • 03BREATHLESS LOVE
  • 04悲しい夜
  • 05ロマンスブルー
  • 06MIDNIGHT FLIGHT ―ひとりぼっちのクリスマス・イブ
  • 07傷心
  • 08もうひとつの土曜日
  • 09ラストダンス
  • 10防波堤の上

1970年代にデビューし1980年代にトップへと駆け上がった浜田省吾さん。夢がかなったはずなのに気持ちは落ちて行くことに。それが1990年代でした。

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