【ネタばれあり】スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

映画

絶賛公開中の「パイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」観に行かれた人も多いのではないでしょうか。

MCU版スパイダ―マン3部作の集大成となった本作は、アベンジャーズの一員であったスパイダ―マンが、独り立ちする物語であり、また、マルチバースという概念を取り入れることで過去のスパイダーマンを救う物語にもなっているところが素晴らしいし泣けるところです。

ただし、少なくとも前作ファー・フロム・ホームを観ていないと、いきなりついていけないかもしれません。また、過去のスパイダーマンシリーズを観ていないとヴィランのことも全くわかりませんね。

というわけで、ノー・ウェイ・ホームに関係する過去作品の復習です。

サム・ライミ版スパイダーマン 3部作

ソニー・ピクチャーズにより制作された スパイダ―マン3部作で監督はサム・ライミ。通称サム・ライミ版と言われているスパイダ―マン3部作 。

3作を通じ、主人公のピーター・パーカーをトビー・マグワイア、MJをキルスティン・ダンストが演じています。

スパイダーマン

サム・ライミ版 3部作の1作目は2002年公開。20年前の映画ですが今でも十分に見ごたえのある作品です。

【あらすじ】
特殊なクモに嚙まれ強靭な肉体と超感覚を手に入れたピーター。自分の判断ミスが原因でベンおじさんが強盗に殺されてしまったことから、ベンおじさんがピーターに送った言葉「大いなる力には、大いなる責任が伴う」を胸に、自分の力を正義のために使うことを決意しスパイダーマンとして活躍していく。

本作のヴィランはウィレム・デフォー演じるグリーンゴブリン。ノー・ウェイ・ホームで メイおばさんにに致命傷を与えた緑のあいつ。スパイダーマンにける悪の本命。
ウィレム・デフォー の悪人顔は本当にすごいです。もともと老け顔なので20年経っても変わらぬ悪人顔は ノー・ウェイ・ホーム でも健在でした。

また、後のスパイダーマンはウェブ・シューターを使っていますが本作では本物のクモと同じように自分の体の中で作られています。

スパイダーマン2

2004年公開のスパイダーマン2。タイトルだけで2作目とわかるシンプルさ。

【あらすじ】
大学生になったピーターは学業とヒーロー活動の両立に苦しんでいる。父を殺したのはスパイダーマンだと思っている親友ハリーと、MJとは疎遠になってしまったことで力が沸かない。そんな中で自身の脊髄に埋め込んだAIチップに操られ狂暴化してしまった ドクター・オクトパスとの戦い。 4本アームの力は強力でスパイダーマンはボロボロになりながら戦う。

ヴィランはドック・オクことドクター・オクトパス。 ノー・ウェイ・ホームで 一番最初に出てきて「ハロー、ピーター」と言ったサングラスのあいつ。本当はいい人。 

おっとりした優しいメイおばさんも果敢に ドック・オク に一撃くらわします。

スパイダーマン3

2007年公開の スパイダーマン3 。タイトルは相変わらずシンプル。

【あらすじ】
冒頭からMJといちゃついてるピーター。しかし帰り道に黒い生命体がバイクに取り付き・・・ヴェノム登場。そのうえサンドマンも誕生。さらにハリーがニューゴブリンになってスパイダーマンの正体もばれ、親友と戦う羽目に。

ヴィランはサンドマン、ニューゴブリン、ヴェノム。 ノー・ウェイ・ホーム 顔負けのド派手なバトルが楽しめる作品です。

アメージング スパイダーマン 2部作

サム・ライミ監督によるスパイダーマン4が中止になったことで新たにソニー・ピクチャーズにより制作された 。監督はマーク・ウェブ。

主人公ピーター・パーカーはアンドリュー・ガーフィールド、ヒロインのグウェンをエマ・ストーンが演じ、MJは結局出てこなかった作品です。

アメイジング スパイダーマン

2012年に公開された新たなスパイダーマンで通称アメスパ。

【あらすじ】
オズコープ社の公開実習に紛れ込んだピーターは忍び込んだ実験室でクモに噛まれ超人的な力を得る。ある日、口論になり家を飛び出てしまったピーターを探しに行ったベンおじさんは強盗にころされてしまう。ピーター犯人探しのためにマスクとウェブシューターを作る。

ヴィランはリザード。 ノー・ウェイ・ホーム で恐竜と言われた緑のあいつ。正体はオズコープ社でピーターの父の共同研究者であるコナーズ博士。

サム・ライミ版では描かれなかった両親との別れも描かれていますが、前半は非常に退屈に感じるかもしれません。なかなかスパイダーマンにならない、アクション映画というより恋愛映画という印象です。

アメイジング スパイダーマン 2

2014年公開のアメスパ2。

【あらすじ】
ヒーロー活動を続けるピーターの前に幼馴染のハリーが現れる。不治の病に侵されているハリーはスパイダーマンの血液で病を治そうとするが拒否されたことでスパイダーマンに恨みを持つ。
オズコープ社の電気技師マックスは事故により電気人間エレクトロに変身してしまう。グウェンの協力によりエレクトロに勝利したピーターだったが、グリーンゴブリンとなったハリーがグウェンを殺そうとする。時計台から落ちていくグウェンを救おうとピーターはウェブを飛ばすが・・・・

エレクトロとのバトルは大スクリーンで観たくなる演出の作品ですが、興行的にはいまいちだったようで次回作の予定もなくなってしまいました。ラストは非常によくできていて、続きが観たいと思った人はたくさんいたのでは?と思います。

MCU版スパイダーマン3部作

ソニー・ピクチャーズ からMCU制作となったスパイダーマン3部作。監督はジョン・ワッツ

2016年公開の「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」登場済みで、2017年MCU版1作目「ホーム・カミング」ではすでにスパイダーマン。クモに噛まれるシーンは無しでベンおじさんは登場せず代わりにアイアンマンが父親代わり、メイおばさんは若くてきれいになりました。

2作目「ファー・フロム・ホーム」は「インフィニティ―ウォー」「エンドゲーム」後の2019年公開。サノスの指パッチンから復活したものの、アイアンマンが居なくなった世界でスパイダーマンとして苦悩するピーターが描かれます。

そして 「ファー・フロム・ホーム」 から続くのが「ノー・ウェイ・ホーム」。アベンジャーズの一員で、アイアンマン、ハッピー、ストレンジの力を借りながらスパイダーマンとしてヒーロー活動していたピーターが遂に独り立ちする作品になりました。泣ける映画でもありますが、たぶん大学生になるピーターがどうなるか非常に楽しみになるラストでもありました。

ヴェノムとのからみがどうなるかも気なるところです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました